インテリア選びにもリアルな体験が大事 ダイニングテーブル上の照明の高さは何㎝?
こんにちは、中西です。今日はお仕事のお話。
最近困っていることがあります。それは、各メーカーのショールームが予約だったり、時短されていたりで、なかなか予約が取れないことです。インテリアのコーディネートのときに、実物のサンプルを見るということは、一番重要なところですが、それがなかなかできないです。
大きなサンプルで見られれば、1回で判断できるのに、ショールームの予約が全くとれないため、サンプルを取り寄せて見るということを数回繰り返しました。本当にあの時は、コロナを恨みました。
照明選びも、実物を見ることが大事な時があります。ダイニングの照明で、ペンダントライト(ぶら下がっている照明)は、器具の見え方を気にしています。それは、自分の家の照明を選ぶ時に失敗したことからです。複雑な構造をしていて、カタログだと分からなかったのですが、ある高さになると電球が見えて眩しいのです。
ダイニングテーブルに設置するペンダントライトは、立った位置からと、座った位置からの見え方両方のチェックが必要です。
そして、テーブルの上の何cm上に設置するかを決める必要があります。コードリール(コードをぐるぐる巻いて長さを調節するもの)のようなものを使って、長さ調節できるのですが、ちょうどの長さにカットする時は、長さを決めないといけません。
通常ダイニングテーブルにペンダントライトを下げるとき、テーブル上、60cm~70㎝ぐらいにすることが多いです。今回検討の器具も、推奨高さがそのようになっていました。
しかし良く見ると、その器具は70㎝だと器具の中の電球が視界に入りやすくなります。もちろん身長によっても若干変わりますが、なるべくそれを抑えようとすると、テーブル上60㎝が良さそうということが実際に高さを変えて照明を見ることで分かりました。
このように実際に見たり、座った状態の高さから確認したりしないと気づかないことが多いです。見た目だけでないインテリアを選ぶとき、できるだけ実物を見たり、体験して選ぶのが大事だと思い、地道なことをしています。
家の中のダイニングテーブルの照明が、ペンダントライトの方で、高さが調節できる方は、テーブル上60㎝を体験してみてください。ペンダントライトは、テーブル面を効果的に明るくするのに便利な照明です。ですが、テーブルの上から離れてしまうと、明るさが弱くなります。明るさの基準の1つの照度は、距離の2乗に反比例しますので、近くなればなるほど明るくなります。
60㎝って最初、照明近いように感じますが、食事を明るく照らしてくれます。テーブル面が明るく照らされ、テーブルに集まりたくなるかもしれません。器具の高さでも部屋の雰囲気が変わりますので、もしよければ試してみてください。
それでは、良い週末をお過ごしください。