隙間を利用した エンジ色のキッチンの棚 造作家具事例

エンジ色のオーダー家具

キッチンのコーナー部分に合う、オーダー家具を納品しました。
もともと、既製品の棚を置かれていました。その場所に高さを利用して、収納をつくりたいとお問合せいただきました。写真は完成した収納です。

プラン図

お客様がつくられたい家具のイメージがはっきりされていたので、それをお伺いし、実際に置かれているものから、んな収納であると使いやすいか、どのぐらいの大きさがいいかなどを考え、形を決めていきました。下のスケッチが打合せで決まったプランです。

形が決まったら、色や素材のお話をしました。エンジ色のこの収納は、最初まったく別の色柄にしようとお話をしていました。今回メラミンという素材を使いましたが、ちょうどいい色柄を探したのですが見つからなかったため、提案したものです。

ガラス扉

ガラスもこだわってみました。中のものが見えにくいもので、お部屋のインテリアやエンジの扉に合うものを探しました。いい感じに仕上がりました!扉の中は、ポリエステル化粧合板という素材を使っています。エンジの扉から見えるので、本当はエンジ色が良かったのですが、同じ色のポリ合板が無いので、近い木目のものでつくりました。扉を開けた時も、扉を閉めているときも違和感がないです。

下の引出には、料理に使う調味料類が入っています。引出にして、取り出しやすくなったと喜んでいただきました。取っ手はつけずに、手掛けタイプにしました。

コンセント

コンセントを使う家電もあったので、収納の中に隠れてしまうコンセントを利用して、家具用コンセントをつけました。こうすることで、家電が使いやすく、見た目もスッキリしました。

アイデアオーダー家具

下の家具は、お客様から、こんなものが欲しいと言われてつくったものです。この場所にはコンセントがあり、いろいろつなげているものがあるので、ごちゃごちゃしているものを隠すカバーの役割があります。

熱がこもらないように、後ろ側は開いています。

もう1つは、水置き場の部分を有効に使えるように、水の箱を囲むような台をつくりました。私も家にこのような水の箱がありますが、置き場所にとても困っています。お客様は、キッチンの背面のカウンターを利用されていました。水を入れるにはちょうどいい高さですよね。これがあると、上にもものを置くことができ、水の箱を入れ替えするのも楽です。