パスタのお湯は、そのまま捨ててはいけない

こんにちは、中西です。今週は電気に続き、給排水の実習で学ぶ講座に参加して、洗面器を取り付けました。

給排水のついては、学校や資格試験の際に勉強したぐらいで、どのように工事が行われているかは分からないことが多いです。

しかし水廻りは15年~30年の間にメンテナンスが必要な部分です。キッチンやトイレ洗面の相談を受けるので、今更ながら学んでみようと思い申し込みました。

申し込んだものの、暑い時期だったので、やっぱり行くのを辞めようかななんて思ったこともありましたが、せっかくの機会なので行きました。

2日間の講座で、初日は手洗いの取り付けをし、2日目は模擬住宅で土台や配管もしながら手洗いの取り付けをしました。

さて、タイトルのパスタのお湯について話をもどしますと、塩ビ管が配管に使わています。

塩ビ管の耐熱温度は60度までです。その配管を傷めないために、パスタや麺を茹でた熱いお湯をそのまま配管に流すのは避けましょう。熱湯を流すときは、一緒に水を流すようにして温度を下げて流すようにしてみてください。

さらに、配管の寿命は15-30年です。塩ビ管は劣化するので、理想を言えば30年ぐらいでは入れ替えできるのが望ましいと言えます。

そう考えると、ユニットバスや洗面化粧台の入れ替えを検討するときに合わせて配管の入れ替えを検討するといいと思います。キッチンはリビングと繋がっていることが多いので、フローリングの張り替えと一緒に検討するのも手です。

実際に体験してみると、リフォームの配管は大変だなと思いました。床が貼っている状態で配管を入れ替えたり、位置を移動するって、床下の高さが45㎝もないので、一苦労です。今回の実習では、床を貼っていない状態での作業でしたが、それで不便でした。

しかも、リフォームだと、よごれ、埃などいい環境では無いですしね。結局手洗いを取り付けしましたが、排水チェックをしてみると、接手から水漏れが…締め方が甘かったようです。改めて、工事の方はすごいと感じました。

それでは、良い週末をお過ごしください。