大正、昭和と今の家事の時間から、自分の時間の使い方を振り返る 平日1日の家事の時間は何時間?

1961年(昭和36年)のころは、家事の時間は1日に平均10時間2分使っていたそうです。今の家事の時間と比べると、8時間以上も違うのにびっくししました。その8時間は、自分はどう使っているのか?振り返りつつ、今時間を有意義にすごすために3つ心掛けています。

私の家事の時間は1日どれぐらいかかっている?

お弁当の用意 10分
朝ごはんの用意 10
食事の片付け 食洗機に入れる 8分
洗濯機に入れる、乾燥機を使うものとの仕分け 、乾いたものの仕分け 10分
洗濯物たたむ 5分
ルンバが動きやすいように、床片付け 2分 以上でだいたい45分

夕方

食事の用意 20分〜30分
片付け 10分 以上でだいたい40分
1日平均すると、1時間25分でした。
これは、その日のやる気、気力、他に邪魔するものがないかによっても前後しますが、平均こんな感じでしょうか。

大正、昭和の時代の家事と、家事にかかった時間はどれぐらい?

先日行った、江戸東京博物館で、『主婦の生活の変化』のパネルが展示されていました。

家庭家電製品の普及により、主婦の労働時間がどう変わったか、ということがまとめられていました。
それによると、1915年(大正4年)家事労働時間は16時間6分、1961年(昭和36年)は10時間2分もかかっていたそうです。結構長い時間ですよね。

この家事に含まれるのは、大正の頃は

  • 炊事・掃除
  • 洗濯
  • 洗張
  • 裁縫
  • 育児
  • 買い物です。

昭和の頃になると、

  • 炊事
  • 掃除
  • 洗濯
  • 裁縫
  • 買い物

*データは、「時間からみた一家5人の生活」(「婦人之友」第10巻第1号付録1950年)、稲葉ミナ・三東純子「共稼ぎ家庭と一般家庭の夫婦の生活時間的構造について」(「家政学雑誌」第14巻第3号1963年)より
育児を除く家事労働時は、1915年(大正4年)で12時間1分、1961年(昭和36年)7時間53分でした。
今のような家電が無い時は、家事は大変な仕事だったんですね。
裁縫も、こどもの学校の事以外は、あまりすることが減りました。

そして生まれた時間は、何に使われているのか?

今の私の家事の中で、家電に助けてもらうことが増えてきました。
最近では、炊事はヘルシオや、家電調理器具を使い作業時間減ってきました。
掃除は、普段はルンバにお任せしています。
洗濯は、もちろん洗濯機ですが、最近は外に干す回数を減らし、乾燥までお願いしています。
干す時間を短縮できるのと、タオルなどはそのまま横の収納に片づけてしまえるので、片付けまでの行動も早くできます。
裁縫は、普段しないですし、最近は買い物も宅配を使いお店に行く回数も減りました。買い物は、レジに並んだり、買い物かごをもって歩いたりと時間をとってしまうのと、ついつい余計なものを買ってしまうので、これからも宅配の利用が増えると思います。
そう考えると、昔と比べるて家事の時間は家電やその他サービスを利用することでかなり短くなったのだと実感。その分生まれた時間は、「私は何に使っている?」と振り返ってみました。

1日を振り返ると

  • 寝る時間7時間〜8時間
  • 家事もろもろ2時間
  • 食事・コミュニケーション2時間
  • リラックス1時間

そうすると、残り12時間あります。
12時間あれば色々できるよ、って自分でも思います。
でも1日あっという間に過ぎて、思っている作業が終わらないこともあります。

今私が試している、時間を有意義にすごすためのこと 3つ

1.移動時間

今仕事以外にも、インテリアコーディネーターの協会の活動、PTAの委員などなどしています。
時間を有効に使いたい!といろいろ今試しています。
一番効果があるのが、移動時間を少なくすることです。
電車で移動することが多いのですが、電車は混んでいることが多いです。
混んでないとある程度の事務連絡など出来ますが、ほぼ混んでいるので、人混みに疲れる、ネット環境が良くない、本も読みにくいので、最近は、選べるのであればなるべく移動時間が少なくなるようにしています。

2.朝の時間を有効に

朝は頭の働きがいい、といろいろなところで見かけます。以前からも知っていましたが、今試しているのは、朝の時間にメールを見ない、SNSを見ない、今日朝すると決めていたことをするという時間をもてるようスケジュールを立てています。もちろんお客様のところに行くなどの予定を入れることもありますが、なるべく朝の時間に集中できるようなスケジュールを心掛けています。

3.TODOリストは永遠に消えない

TODOリストを最近までつけていましたが、これが消えない。全部消えることがないのです。
なんだか嫌になってきました。「1440分の使い方」ケビン・クルーズ著の本をよんで、「・・・やるべきこと、やれることは山のようにある・・・」と書かれていて、これでは時間を有効に使うのは難しいと理解しました。
今していることは、TODOリストに上がっていた項目は、スケジュール帳の時間を割り当てて記入することにしました。
あまり多くは詰め込まないように少しずつ書くようにしています。
少しずつですが、時間の使い方がうまくなってきている実感はあります。
せっかく生まれた時間、うまく使いたいですね。

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