美しく、スッキリと収納するポイント インテリアコーディネーターメモ
先日訪問アドバイスに伺ったお客様から「収納を美しく、スッキリと収納するにはどうしたらいいか」と聞かれました。
収納を美しく、スッキリ見せるポイントは、
色
形
高さ
この3つを整え、リズムをつくることです。
色
色は、少ないほとすっきりと見えます。インテリアでは、「つまらない」と感じます。しかし、収納は、目に入る情報が少ない方が、ものを把握しやすいです。置いている「もの」がばらばらの色でまとまりがないようであれば、同じ色のボックスやかごを使う方法もあります。その場合は、「もの」が見えなくなるので、ラベルをつけるなど見つけやすい工夫が必要です。
本棚の本を色別に分けて収納してみました。いかがでしょうか?ばらばらのときより、すっきり見えますか。私は、自分でカバーをつくったりする手間をかけれないと思って、本棚の見た目はあきらめていました。この方法だと、手軽にできます。テーマに沿って本を並べるのは難しくなります。でもこれを実行して、自分の本棚が好きになりました。
形
収納ボックス、ハンガー、かごの形を同じものにそろえると、スッキリ度が増します。同じものが複数あると、心地よいリズムが生まれ、見た目が整います。見える、オープン収納は、小物類も費用をかけて形の良いものを使うと良いでしょう。扉の中に隠れてしまう、クローズ収納の中は、費用のバランスを見ながら選びましょう。できればあとで買い足しできるものがおすすめです。クローゼットを整えるときに、ハンガーはなるべく同じものでそろえるようにします。費用と手間が最初はかかりますが、見た目はかなり変わります。私が使っているのは、マノワハンガー。
木のハンガーは見た目が良いですが、重く、かさばるのことで辞めました。以前はすべらないハンガーを使っていましたが、色がばらばらになること、色がピンクなど浮いてしまうことから、黒いハンガーにしました。
高さ
本などは、高さをそろえると、見た目がよくなります。まずはそろえる。そして慣れてきたら、少し崩してみるのも、変化が生まれて楽しいです。本棚の本を高さ別にする。収納家具の高さをそろえる。など、地味ですが印象が変わります。形が違う収納でも、高さがそろっていると、きれいに見えます。
「色」「形」「高さ」を使いこなせると、美しい収納になります。
ものの量が多い方は、まずはものの量をコントロールすル方法や、ものの量を見直すことからはじめると、無駄な収納を増やすことを防げます。なので、お片付けを始める場合は、ものの量をコントロールするということをおすすめします。でも片づけのモチベーションを保つには、見た目も大事です。一番目立つ、気になる場所を整えてあげるといいかもしれません。