モダンな雰囲気だと、カーテンとブラインドはどちらがおすすめ?
モダンなお部屋をつくりたいお客様から、オンラインの相談を受けました。結論から言いますと、モダンなイメージから言うと、カーテンもブラインドもどちらもOKです。
ブラインドは、シャープな印象なのでモダンな雰囲気はでますし、カーテンも選ぶ生地の質感、色、柄、カーテンレールの種類や縫製の仕方によりモダンを演出できます。
それぞれ、見た目だけでなく、機能面もメリットデメリットがあるので、それを見て自分に合うものを選びましょう。
カーテン
カーテンの見た目は、ひだが丸みをおび、ブラインドよりやわらかな印象になります。生地の種類や柄も多数のメーカーがつくっていて、選べる範囲は広いです。
機能面のメリットは、開け閉めすることと入れ替え簡単です。出入りが多い窓やカーテンを洗いたい人は、カーテンがおすすめです。カーテンの生地にもよりますが、厚みがあるものは暖かいですし、家でも洗濯できます。また、簡易的なメカをつけて開け閉めを自動化や音声に連動させることもできます。
ブラインド
一方ブラインドは、見た目のは、すっきり シャープな印象です。コンパクトなものもあり、場所をとりません。
機能面は、お洗濯はしづらいものが多いので、掃除機やはたきで埃を取る程度でかまわないという方にはおすすめです。
その他注意点としては、横型ブラインドの場合、窓が大きい場合は1つでつくるか、分割するかの検討が必要です。紐やチェーンで操作するので、ブラインドの面積が大きくなると、重くなるからです。
また出入りするような窓で横型のブラインドなら、2つに分割する方が片側だけ開けて使えるので使い勝手が良くなります。
窓が大きい場合は、ブラインドをたたんだときに場所をとります。たたんだときに、出入りのときの邪魔にならないかなども確認しましょう。
縦型ブラインド 左右にたまりができます。横型ブラインド 、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ハニカムなどは、上部にたまりができるので、全部畳んだときのたたまれた部分の厚みも確認して、視界の邪魔にならないか調べておきましょう。
ブラインドでレース的な機能を組合せるなら
ブラインドにレース的な機能が欲しい場合は、レース的なものがある種類を選らぶ、二重につけるなど工夫が必要です。景色が見えるレースを付けたい場合は、場合によってはカーテンの方がコストを抑えられることがあります。
縦型ブラインド
レース生地とのペアの組合せができます。厚手の生地の間にレースを入れたり、横につけたりできます。
横型ブラインド
金属や木のはねを回転させます。レース生地はないので、スラットの角度で視線を調整して、視線を遮ります。
ロールスクリーン
レース生地とダブルに付けます。ダブルだと、メカ(本体)が1つで、レースもつけられます。
調光ロールスクリーン
レース生地と厚手の生地とが一体になっています。洗えませんが、レースとカーテン両方の機能をもっているけれど、コンパクトですっきりした印象です。スラットの向きで、明るさや透け感を調整します。
プリーツスクリーン
レース生地と厚手の生地を組み合わせて、ペアにすることができます。コンパクトで場所をとりません。レースを上に付ける、下に付けるか選べ、視線を遮りながら光を入れることができます。