住まいの収納をちょっとずつ改善する
こんにちは、中西です。今日は、収納のお話をしたいと思います。
インテリアの相談だけでなく、お片づけのご相談を受けることがあります。特に、キッチンで悩んでいらっしゃることが多いです。今までの生活者としての経験と、片付けの仕事の経験、その間に学んだことや知識を総動員して提案をします。打合せの中でお話を伺い、良さそうな案を伝えながらお客様の生活に合いそうなものを選んでいただきます。しかし時間が経つにつれ、持ち物や生活の状況が変わります。状況が変わればベストの答えというのは変わってきます。
なので、今の生活に合ったより良い収納の仕方に変えていく必要が出てきます。
たとえば私の場合、子どもが野球をしていて、大きなお弁当箱を毎週のように使っていました。なので、食器棚の1番下の深い引き出しには、お弁当箱が入っていました。しかし最近そこの引き出しを開けることが少なくなったなと気づきました。子どもが野球もしていないし、大きなお弁当箱で食べたいと言わなくなったからです。
使いやすい収納にする方法の1つとして、1番使う頻度が高いものを1番使いやすいところに置く方法があります。そう考えると、そのお弁当箱を置くのはそこの引き出しではなくてもいいと気づきました。では何を置くのがいいのか考えたところ、夏だからと言うこともあると思いますが、最近の水筒の出番が多いと思いました。
余談ですが、私の家には水筒が約20個ぐらいあります。これを書きながら少し減らしてもいいなと思うので、しばらく様子を見ながら調整していきたいと思います。引出しの高さの制限があり全ての水筒は置けませんでしたが、使用頻度が高いものを置くことはできました。モノの入れ替えついでに、要らなさそうなものを見つけて捨てたので、すっきりしました。
状況が変わると、よく使うものも変わってきます。
もし毎日物を取りに行くことが多い収納で、使う場所から距離があるものがあれば、使う場所に近いところに移動できないか考えてみてください。取り出す手間を短く、早く、簡単にすることで生活の快適さが変わってきます。そして何か変えると良さそうなことが見つかれば、ぜひ1つでも変えてみてください。ちょっとしたことでも、生活の満足度アップにつながりますよ。
それでは、良い週末をお過ごしください。