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もうすぐ大人の子ども部屋のコーディネート事例

今回、大学生の男子のこども部屋のコーディネートをお手伝いしました。クライアントは、とてもインテリアが好きでセンスをお持ちのお母さま。これは、私は必要ないのでは?と不安に思いました。

もともとのお部屋は、ご子息が小さいときに買われた家具を置かれていたので、それを変えられたいというご希望でした。ベッド、デスク、チェア、照明と収納、窓回りと絨毯を入れかえました。

ご子息の要望としては、ストリート風。なので、色は茶色とグレー、黒と色を絞っています。絨毯は手触りが良く、暗すぎず、明るすぎないグレー色です。私も好きな、とってもいい色でした。窓のブラインドは、垂直面ということもあり明るめのグレーを提案。これまたいい雰囲気のブラインドです。デスクを窓側に置くこと、窓が掃き出し窓なので、窓枠の内側にブラインドを取り付けして、少しでも部屋を広く使えるようにしました。

今時の大学生はあまり本を持たないようで、かなりすっきりとしたお部屋になりました。

写真のように間接照明としても使えます。

ブラインドを閉めて撮影したのですが、かなり遮光性が高いウッドブラインドでした。色もグレイッシュで渋い色です。今回はベッドリネンやラグとの色と合わせています。

クローゼットの中の収納

お部屋のクローゼットが敷かれています。持っている衣類をお聞きして、使いやすいレイアウトを提案させていただきました。幅広い引き出しは、小物や衣類がたっぷり入ります。クローゼットは、引き戸なので、真ん中はオープンの収納にして、ものの出し入れがしやすいようにしています。

こちらは、提案中の図面。最終的に奥行きは、500㎜になりました。以前もクローゼットの中に収納を置かれていましたが、今回色を部屋のインテリアカラーと合わせて濃いめのグレー色したので、かっこよくなりました。

絨毯を入れかえる

下の写真の右は、カーペットをはがす前。ベージュの絨毯が敷かれています。左側は上の絨毯をはがしたところ。赤いラインの部分に針のようなものがついていて、絨毯を止められるようになっています。今回下地はそのまま使い、表面の絨毯だけ入替をしました。絨毯を入れかえする場合は、既存の厚みに近いものにしないと、ドアが開かないという可能性もあります。

そして、今回のお部屋は6畳ぐらいのお部屋だったのですが、廊下につながる通路があります。この部分も継ぎ目がなく絨毯を敷こうと思うと、もともとの絨毯はかなりの大きさになりました。絨毯を搬入したときに、こんなに大きいの!とお客様もびっくり。その大きな絨毯をきれいに敷いてくれた職人さんはきっと大変だったと思います。その姿を写真に納めておきたかったのですが、作業中は邪魔にならないよう部屋の外で待機していたので撮るのを忘れてしまいました。残念です。

ビフォー
アフター

打ち合わせの様子

先程紹介した、クローゼットの収納のショールームを見て、合計4か所をまわりました。

お客様と一緒に、ショールームを回りながら、商品の確認や色決めをしました。上の写真は、ベッドのショールームでラグと色を合わせているところ。施工写真では見えないですが、ベッドのフレームは生地の商品を選びました。

こちらは、ベッドシーツの色を確認している写真。シーツはサンプルがもらえないので、現地で色をみて他のインテリアの色と合うか確認をしています。

デスクもショールームで確認しました。こちらのシリーズの家具で、脚をアイアンにしています。収納の位置や場所も選べます。ショールームでは、木の素材の雰囲気、品質、引き出しや収納のつくりなどを確認いただきました。

最後に駆け足でチェアも見に行きました。こちらのデザインの黒色を選びました。