幸福はスキル 自分で、自分を幸せにするスキルを身に着ける

こんにちは、中西です。今日は、『シリコンバレー最重要思想家 ナヴァル・ ラヴィカント』エリック・ジョーゲンソン著 櫻井祐子訳を読んで、はっとしたことについて書きます。

この本は、ナヴァル・ ラヴィカントが共有した投稿記事やツイート、対談だけで構成されている内容です。もともとインド・デリーに生まれて、アメリカに移住した著者。「生きていくのに必死な移民」だったけれど、高校のころ進学校に入学できたのをきっかけに人生が変わっり、現在では約200社の企業に投資している個人投資家で、多くの企業の相談役でもあり、多くの企業の取締役会にも籍をおいている。そのナヴァルさんは、とても興味深い投稿を紹介している本です。

本は2章に分かれていて、富と幸福についてまとめられています。この本を読んでいて、心に響く言葉がたくさんありました。富の章では、特にフリーランスや自営で仕事をしている人には、興味深い内容となっていますので、ぜひご覧ください。

今回ハッとしたのは、幸福はスキルという内容です。スキルを身につけることで幸福になれる。自分を幸せにするのは、自分しかいない。他の人が幸せにしてくれるのではないこと、そして自分で自分を幸せにしてあげないといけないということ。

自分がどうしようもない出来事や状況はありますが、それに身を甘んじるのか、それともその中でも自分が幸せになる行動を起こすのかで変わります。

幸せはスキルと考えると、どういうスキルを身につけるといいのか?って思いますよね。

私が身につけたスキルで役立ったことは、選択心理学を学んだこと、7つの習慣の本、人生戦略のセミナーを受講したことなど振り返るといろいろあります。特に2に絞るとすると7つの習慣と選択心理学の2つです。

7つの習慣では、特に影響の輪で考えるというところが役に立ちました。何か不都合な出来事があっても、自分が行動できることから変えていくことで、悩むのではなく変化への行動に移すことができるようになりました。

選択心理学でも、変えられるのは自分だけということを学びました。でもなかなかそのように考えることができない事がありました。以前のメルマガでも紹介しましたが、ちょうどその頃子どもとの関係性で悩んでいました。ハッとしたのは、セミナー講師とのロープレの時です。

子どもとケンカをしてしまうという悩みにを持っているクライアント役をしました。自分がそのころ子どものことで悩んでいたからそれを選らびました。「こどもと喧嘩をして悩んでいます」と私がはじめます。

講師が「なぜ」と問いかけます。

息子に勉強して欲しいからですと私が答えると、さらに「なぜ」と聞かれます。

将来に役立つから、必要だから と自分の考えを伝えると、

「息子とケンカすることでなぜ悩んでいるか?どうしたいのか?」と聞かれましたれました。

ケンカをしたくない、仲良くしたいと答えた私。

「じゃあ勉強しなさいということは仲良くするのに役立つと思いますか?」「今の行動を続けると、望む結果につながりますか?」という問いかけがありましたが、どちらもNoだと答えました。

その言葉を発して、ハッとしました。望む結果が、仲良く過ごすことなら、今の私の勉強して欲しい、勉強しなさいという事はちっとも役立たないということに気づいたのです。

この気づきから、私の悩みがぐっと減りました。そこから自分が望んでいることを明確にして、それに近づく行動をすることに時間や努力を振り分けるようにしました。

今ライフビジョンをもとに、年間計画を立てるノートを作っています。スケジュール帳ではなく、計画を立てるためのノートです。

スケジュール帳は、Googleカレンダーを使っている人も多いですし、使うなら自分のお気に入りを使いたいですよね。

でもスケジュールを書く前に、このノートでライフビジョンを明確にして、何に取り組むと理想に近づくか目安をつけて、それをスケジュールにに落とし込みができるものをつくりたいと思いました。

もともと自分も手帳に手書きで書いていたのですが、毎年手書きは面倒ということ、ビジョンだけでのノートが作れたらという考えから企画しました。

ライフビジョンをつくりつつ、スケジュールを書き込むことで、自分が望んていることを理解して、それに近づける努力や行動に気づけるからです。

ただライフビジョンを立てると言っても、書いたことがない人には難しいので、それぞれ質問に答えながら、ビジョンを探せるようにしました。

ビジョンだけでなく、年間計画をたてられるよう、ガントチャートも入れました。思うようにできなくて試行錯誤していますが、みなさんにお披露目できるのを楽しみに、修正しています。

それでは、良い週末をお過ごしください。