7つの習慣の7つ目「刃をとぐ」と、ライフビジョン
こんにちは、中西です。前回の続き、7つの習慣の7つ目「刃をとぐ」とライフビジョンを絡めながら紹介したいと思います。
刃を研ぐは、成果を生み出す能力を高めるように時間を使おうという内容です。あらためてこの部分を読んでみると、まだ理解できていないところがありました。最後の方で何が分からなくなったかお話します。
この7つ目の習慣は、それまでにでてきた1から6の習慣との関わりがあり、少し混乱してしまいました。私なりに解釈をしたもので今回お伝えしますので、よければ7つの習慣の本を読んで確認してみてください。
刃を研ぐの4つの項目は、
肉体
精神
知性
社会奉仕 という内容です。
肉体
運動、栄養、ストレス管理。睡眠と栄養とストレス管理と運動のバランスをとること。これは第一の習慣、主体的な態度につながる部分です。運動をして、持久力、筋力、柔軟性を鍛え、栄養をしっかりとり、ストレス管理をして肉体を健康的な状態に維持する活動について時間をとろうということです。
精神
自分の価値の明確化や、学習 、瞑想などです。自分のミッションステートメントなど価値観を定期的に見直したり音楽を聴いたり自然の中で過ごすなど、自分の精神を安定させる行動に時間を使うことが書かれています。また、自分の価値観を見つめ、それに誠実な行動をとることで、生き方と価値観の一致をさせることが精神の安定につながるとも書かれています。これは第二の習慣、終わりを思い描くことから始めるや、第三の習慣の最優先事項を優先するとつながります。
知性
読書、視覚化、計画立案、執筆などに時間を使う。自分の生産性を高めるために、知性を磨く。これは、刃を研ぐのイメージがしやすい部分ではないでしょうか。
社会情緒
奉仕、共感、シナジー、内面の安定。内面を安定させるためには、心をひらいてかかわれる人間関係や、正しい原則価値観と一致した行動をとることが必要となります。第四の習慣のWin-Winを考える、第五の習慣のまず理解に徹し、そして理解される、そして第六の習慣のシナジーを創り出すとつながります。
ここで、私が良く分からなくなったのは、今までの7つの習慣と精神、社会情緒の部分が重なっているので、今までの習慣と何が違うの?ということが本を読んでも分からなくなってしまいました。そこで、自分のライフビジョンノートを使って計画をたてるという視点で、何をどのように計画するといいかと考えてみました。
肉体は、HELTHの項目で代用できそうです。睡眠と栄養とストレス管理と運動のバランスについての項目をHELTHで考えて書き出し、それに向かうための日々の行動や計画をかんがえる。
精神は、ビジョンを書き出すことが役に立ちます。さらにそれを時々見直しする時間や、自分の精神の安定やリラックスのための時間をつくるように、スケジュールに計画すると良さそうです。LIFEやHEALTHの項目で検討すると良さそう。
知性は、LEARNINGの学びの部分で、取り組むことを考え、計画に落とし込めます。
社会情緒は、RELATIONSHIPSやWORKの項目で計画できますね。WORKは、お金のための仕事だけでなく社会との関わり、RELATIONSHIPは、人間関係についての項目です。
これに加えて、LIFE VISION & PROJECT NOTE では、MONEYの項目をつくりました。7つの習慣にはありませんが、生きていくために考えておく必要がある項目です。LIFE VISION & PROJECT NOTE は、きらきらした夢や願望だけでなく、生活に根ざした部分も、自分がしなくてはいけないと思っていることも書き出すことが大事だと思っています。すべてひっくるめて、自分なのですから。すべて出したうえで、見直すことで効果が高まると考えています。
ちょうど、これから年末にかけて時間がつくれる人も多いのではないでしょうか。LIFE VISION & PROJECT NOTE の紹介とともに書きましたが、別にこのノートを使わなくてもいいので、ぜひ自分のビジョンを考え、それを俯瞰し、人生計画を立てることに時間を使ってみてください。
それでは、良い週末をお過ごしください。
LIFE VISION & PROJECT NOTEは、人生の目標を明確にし、1年間のプロジェクトを効果的に計画・管理するためのツールです。ガントチャート形式を採用し、長期的な進捗を視覚的に確認できます。お気に入りの手帳と併用して、スケジュール管理に役立ててください。
表紙のカラーは、2種類。