賃貸でもルンバブルな住まい ルンバを100%活用できる住まいの工夫

「ルンバブル」とは、お掃除ロボットで掃除がしやすいという意味の造語です。私はルンバを使って約9年目です。今のルンバは3代目。2LDKの住まいを、ルンバ1台で掃除をしてもらっています。以前ルンバをおすすめしたら「ルンバが掃除できるとこが少なくて使えない」と言われました。賃貸でもルンバが動きやすい部屋づくりができます。ちょっとした使い方の工夫や、インテリアでできることで、ルンバを100%フル活動させましょう。

ルンバを快適に使うための、ちょっとした工夫

ルンバの幅より狭い場所をつくらない

当たり前ですが、ルンバの大きさより狭い場所をつくらないようにしましょう。植木鉢や家具の配置など見まわして、通りにくそうなところがあれば、掃除の時間だけでも、移動しましょう。

床に物を置かない、ルンバが動く前に片づける

朝、こども達が出かける前後に床に置いているものを一掃します。1つは、忘れ物を防止するため。そして、ルンバが掃除をしやすいようにします。こども達は、いろいろなものを床にほったらかしにしますが、かごにまとめてルンバが動けるようにします。片づける時間がないときは、こども部屋に床にあったものを追いやって、リビングダイニングだけルンバに掃除してもらいます。

ダイニングテーブルのチェアは、時々動かす

家でも、テーブルの下はかなり汚れます。特にゆで卵を出したときは、ゆで卵の殻が散乱しています。ルンバがダイニングテーブルの脚に「ごんごん」ぶつかるのが気になる場合や、時間があるときは、テーブルの上に椅子を載せましょう。まるで小学校の掃除の時間のようですが、ダイニングテーブルの足元がきれいになります。時間がないときは、汚れが気になるところを掃除してもらいやすいように椅子をちょっと横にずらして置くのも手です。意外ときれいになっているときがあります。

寝室のベッドの下には、収納を置かない

以前ベッドの下には、衣装ケースを置いていました。そうすると部屋の収納量は増えるのですが、掃除がしにくいです。しかもベッドは、クィーンサイズなので、掃除機をかけるとしても奥の方はかなり手こずります。今の住まいに引っ越しするとき、ずっとベッド下のほこりが気になっていたので、思い切って物を減らし、ベッドの下には物を置かないと決めました。そうすると、ベッドの下をルンバがとてもきれいにしてくれます。ストレスフリーです。私はほこりアレルギーがあるので、助かっています。ついつい収納量があるので、収納を置きたくなりますが、置かない方が見た目もすっきりして、通気もよく、掃除もしやすいです。

音が気にならない、ルンバを動かす時間の工夫

私は、ルンバはスケジュール設定していますが、朝は静かに家で仕事をしたいときは止めます。いつルンバを動かすかというと、出かける前にスタートします。人がいないときの方が、ホコリが舞わず、音も気にならないのでおすすめです。「ルンバは音がうるさい」といわれますが、居ないときにかければ問題なしです。または掃除したい部屋にルンバを運び、ドアを閉めて動かすと、音が気になりません。ゴミもその都度捨てることで、いっぱいになりすぎることはありません。外出時に動かしていると、時々ルンバが行方不明になることはあります。

ルンバを活用する、家具・インテリアの選び方

家具の足元の高さ

足元10cm以上空間が空いていると、ルンバが掃除をしてくれます。ちょうどルンバと同じ高さだと、ルンバがぴったりはまってしまい、身動きがとれない…ということも。そして10cm以下の場合は、気が付くと収納の下はホコリが溜まってしまいます。ルンバがの回転ブラシで、その足元にゴミが移動してしまうこともあります。なるべく自分の手を煩わせないのであれば、足元が10cm程度空いているもの、もしくは全くスペースが空いていないものを選ぶと気が楽です。

ダイニングチェア

舗で使われることがあるチェアで、アームをダイニングテーブルに載せることでチェアの脚が浮いた状態になり、掃除しやすいものがあります。チェアの脚にルンバがぶつかるのが気になるのであれば、そのような椅子に変えるのも手です。

ソファ

一般的に、ソファには足がついています。ルンバブルを考えると、ソファは足元の高さ10cm程度の空間があいているものがベストです。現在ソファの脚が2cmぐらいのものを使っていますが、ソファを動かすと、恐ろしいぐらいほこりとゴミが溜まっています。脚が低いソファの場合は、時々クイックルワイパーや掃除機での掃除が必要です。

ラグ

ラグの毛足が高さ2cm程度なら、簡単に乗り越えて掃除をしてくれます。

ルンバの大敵。

息子たちは、工作が大好きです。工作のあとの部屋は恐ろしいぐらいにごみだらけ。でもルンバが動く前には、あるものがないかをチェックします。それは、輪ゴム。そして、タコ糸、毛糸などの糸類。これが、ルンバのブラシに絡むと大変です。動きが悪くなる、音が大きくなる、ブラシを傷つけることもあります。特にこども部屋にルンバを動かすときは、輪ゴムや糸が落ちていないかチェックします。メモ用紙や付箋などの紙類も詰まることがあるので、大きなものは手で拾います。

そして何度か失敗したのですが、携帯やDSなどの電気機器の充電器のコードも要チェックです。ルンバが吸い取ってしまい、コードがからみ、そして電線が切れてしまったこともあります。コードがからみエラーで止まってしまっているルンバを救出しました。ルンバが壊れなくて良かったです。また、髪の毛も以外と絡まります。髪の毛でブラシが傷つくこともあります。定期的にブラシのメンテナンスは必要です。

ルンバの置き場所を確保する

ルンバの充電場所ですが、邪魔にならず、電源が近く、目立たないところ、一番掃除してほしいところがおすすめです。ベッドの下や、テレビボードの横、収納の下には置きやすいと思います。これからリフォームや家を作る方は、家電の充電場所も検討しながら住まいを考えると、コードや電源で悩まなくて済みます。あまり見えにくいところだと、いつの間にかダストボックスが一杯になっていることもあります。時々見てあげてください。

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