衣替えを楽にする、衣類整理の3つのコツ
私が整理収納アドバイザーの資格を取って、今11年になります。11年前の私は収納に困っていました。整理収納アドバイザーの資格を取るためのレポートで、自分自身の服の整理をしました。したことは服の数を数えてみること、それをしたことで自分の服の多さに気づくことができました。
服の数を数えてみて、現状を知る
それぞれの服の数を1つ1つ数えたのですが、その頃コートは6枚、そしてセーターは24枚もありました。一か月、ほぼ毎日違うセーターを着れるような数でびっくりしました。それから11年経った今、セーターの数は7枚でした。
1週間は、7日。仕事に5日、お休みのとき2日と考えると、全体で7枚あれば1週間過ごせます。シーズンを考えると春夏秋冬、3か月とすれば、仕事着10枚、お休みのとき4枚程度あればローテーションも問題ないと、考えました。自分の仕事や生活、ライフスタイルを考え、必要な衣類の数を数字で考えてみるのをおすすめします。そして、今持っている服の数と比べてみるとどうしていくといいか考えやすいです。
セーターの数が減ると何が楽かと言うと、メンテナンスがとても楽です。それまでは枚数が多かったので、季節の変わり目にはクリーニングやらホームクリーニングやら大変でした。毎年季節の変わり目に、理想の服の数と、今の服の数を数えながら、服が増えすぎないようにしてみてはいかがでしょうか。
収納が使いやすい量の服を持つ
服の量をコントロールする1つの目安として「この収納に入るだけ」というのは、目に見て判断しやすい基準です。ただし、収納に詰め込み過ぎてはダメです。現在服の入っている衣装ケースやタンスを覗いてみて、どのぐらいの量が入っているでしょうか?
引出が閉まりにくい、扉がしまらないなど、収納にぱんぱん入れると、当たり前ですが取り出しにくいです。さらに何が入っているのか分からなくなります。
詰め込まないこと。目安としては、収納に入る量の【70%】ぐらいが良い、【80%】ぐらいに抑えましょうなど、いろいろアイディアはあります。とりあえず、余裕をつくってください。ちょっと新しく買ってきたものを、さっと入れることができる余裕があれば、部屋も散らかりません。ちょっと取り出しにくいとなったら、見直し時です。
衣替えに時間がかからない方法を考える
私が憂鬱に思う事は、衣替えと 衣替えをする時のメンテナンスです。メンテナンスについては、衣類の数を制限することで快適になってきました。簡単に衣替えを簡単に済ませる収納の工夫として、簡単に移動できるようにしています。
私のクローゼットは、幅80cmのハンガー収納を2つ、向かい合わせに置いています。そして幅35cm高さ20cm奥行40cmほどの衣装ケースを8段使っています。衣装ケースは、ジャマ、下着、肌着、 下、T シャツ、セーターを入れています。
衣替えの作業は、ハンガーにかけている衣類を、一方からもう一方へハンガーごと入れ替えます。そして衣装ケースは、使いやすいように引き出しごと取り出し位置を入れ替えます。
例えば、 半袖の T シャツは冬使うことが少ないので、届きにくい上の段にしまい、代わりに冬の肌着は T シャツを入れていた段に入れ替えます。そのような作業ですので、5分から10分の作業で終わります。
それぞれ皆さんがされている衣類の収納方法はさまざまだと思いますが、なるべく衣替えに時間がかからないよう、手間を減らす工夫や、入れ替えが楽な収納にすると衣替えも苦痛ではなくなります。