整理収納アドバイザーが教える キャンプ用品のしまい方-2
前回は、テント類の収納についてお伝えしました。キャンプ用品のしまい方ー1
今回は、賃貸住宅でもキャンプを楽しむための、キャンプのキッチン関係の収納についてまとめます。
キッチン関係の収納
キッチン関係は、おおまかに分けて
- クーラーボックス
- 食器類
- 調理器具、鍋、フライパン類
- ラップなどの消耗品、小物類などです。
クーラーボックスは、場所もとることもありますが、買い物の時にも利用するのでいつも車に載せています。食器、調理器具、ラップなどの小物類、鍋やフライパン(キャンプ用にしているもの)は、キッチン・ダイニングに近い収納にまとめています。そこはダイニングやキッチンに近く便利な位置なので、わざわざキャンプ用品に使うのはちょっともったいない感じですが、そこ置くのは理由があります。それは、キャンプの調理器具類は災害時など非常用としても使えるからです。
東日本大震災のとき、食品のストックの大事さを痛感しました。その場所には、非常用の食品や食品のストックも置いています。そしてガスや電気が使えない時の為、ガスコンロとガスボンベのストックと一緒に、キャンプ用のお鍋も置いています。
普段使わないからと、少し奥まった場所や、納戸の奥の方に置いてしまうと震災のとき、ものが崩れて取り出すのが難しい、それを片づけないととりだせない・・・ということにならないように考えました。
衣装ケースを使う
先日キャンプに行って、改善したいことがあったので、今回キッチン用品は使いやすいように収納方法を工夫しました。
1つ目は、調理器具や食器類をしまうのに、衣装ケースを使ったことです。キャンプに行く場合、水や砂などが入らないよう、カッチとフタを閉められるものを使う人を見かけます。私がよく行くのは、車をテント近くにおけるキャンプ場で、置き場所に困るものは、車の中に置いたままにしていることもあります。衣装ケースの底は凸凹しているので、外に出して使うとそこに土が入って掃除が大変そうなのでずっと悩んでいました。今回この収納は、車に置きっぱなしにすると決めて、チャレンジしました。
衣装ケースは2つで、1つには火おこしに使う、新聞、燃料、アルミや突然の雨具の予備などを入れています。ラップやごみ袋などは、必要なものだけ(車から)取り出して使います。もう1つには、カトラリーや食器類。食器類は、キャンプ場につくと出しっぱなしにしていることが多いので、衣装ケースを使うのにぴったりです。
スプーンやおはしは、立てられる収納へ入れる
2つ目に工夫したことは、はし、スプーンなど立てて収納できるようにしました。これもIKEAの食品の保存ケースを利用しています。テーブルに立てておければ、場所もとらず、使うときに取り出しやすく、フタも閉められるので清潔で、バラバラにもなりません。
洗いものかごにも使えるかごを使う
そして3つ目は、穴が開いているカゴにしまうもの。以前は、食器や小物も入れていましたが、今回、鍋、調理器具、食器を洗うときに使うもののみとしました。理由は、これはキャンプ場では、洗いものを入れるカゴ、そして洗いものカゴとして、食器を乾燥させるのにも使えますが、その中に何かが残っているとその機能が生かせませんでした。
今回、キャンプ場ですべて出して使うものに限定することで、作業がスムーズになることが予想されます。(どれだけスムーズになるか試してみたいので、寒くなってきましたがキャンプに行きたいです。)
先日は5家族でキャンプに行きましたが、このような大きなカゴは、人数が多く洗いものが大量にでるキャンプでは、とても重宝します。それでは次回は、ランタン、ペグ、チェアなどの収納についてお伝えします。
キャンプ用品を車に載せる セレナの場合 も好評です。
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