柄のカーテンを入れるとどう変わるのかと、カーテンの役割 インテリアコーディネート事例
6月に引っ越しをして、新しい住まいには窓が増えたこともあり、カーテンを一部新しくしました。
せっかくなので、生地にこだわりたいと悩みました。最終的に決めた生地が輸入の生地だったため、少し日数がかかりましたが、最近カーテンが届きました。
カーテンがあると落ち着く
それまでどうしていたかと言うと、とりあえず息子たちの部屋のレースのカーテンを借り、前の家で使っていたシャワーカーテンを厚手のカーテンの代わりにかけて過ごしていました。
引っ越しをされた方は経験があるかもしれませんが、窓にカーテンやレースがないと何だか落ち着きません。ちなみに以前訪問したスウェーデンでは、カーテンをあまりかけないようです。訪問したお住まいでは、レースも閉めないで、外が見える状態で過ごされています。カーテンを閉めていると何かやましいことをしている?と思われるようで、レースを閉めない家が多いようです。
私がーテンを閉めたいと思うのは、小さいころからそうだったからかもしれませんが、レースやカーテンが窓にかかっているとほっとします。写真は、レースを掛けたときの様子。
選んだレースは切り替えしがあって、下の部分はざっくりとした編み目が見え、細い糸でガーゼのようなテクスチャーのレースです。
機能面の効果
気分だけではなく、日差しが強い夏の日はカーテンやレースが日差しを和らげてくれます。最近では、遮光や遮熱の機能を持ったレースも増えてきましたので、そのようなものを選ぶと、より効果が高いです。
お部屋の熱効を高めるのは、窓からどれだけ熱を入れないか、そして熱を逃がさないかということが大きいです。ガラスがペアガラスにしたり、2重窓、サッシの枠を樹脂にしたりすると断熱性が高まります。カーテンも窓にかけると効果はあります。例えば、冬寒い日に厚手のカーテンを閉めると、冷たい風が部屋に伝わりにくいです。
最近では、パソコンでビデオ通話をすることが多く、日差しが強い日中は顔に影ができてしまうので、カーテンを閉めて調整しています。
見た目の変化
そのような機能の面だけではなく、デザインとしての役割も大きいです。
新しいカーテンは、柄のあるカーテンを選びました。お客様に無地のカーテンを納品することが多いのですが、柄がとても素敵なカーテンが、世の中には沢山あります。なので、柄のカーテンにしました。特に輸入のカーテンは、日本のメーカーのものと違うと感じる色使いが多く、サンプルを見るだけでも楽しいです。
ちょっと自分の中ではチャレンジした色だったことと、もう1つ迷った色とどちらが良かったか悩んでいたこともありどきどきでした。「色のバランスからしたらこっちの色だけど、この色も好きだしな・・・」と悩みました。
お客様が、色や柄で悩む気持ちも分かります。
結果、好きを優先することにしました。写真の柄のものを選びました。
気に入ったものが見つかれば、柄のあるカーテンも楽しいです。ただし、柄の色やデザインは、他のインテリアとのバランスをとる難しさはあります。
部屋がシンプルで、何か雰囲気を変えたいなというときには、柄物にチャレンジされるといいと思います。
カーテン生地はカーテンを作るだけでなく、ベッドカバーやクッションにも使えます。柄の生地は、大きな面積だとちょっと不安という場合は、クッションのカバーにされるのはいかがでしょうか。クッションのカバーを入れ替えるだけでも、気分も変わって楽しいですよ。
写真は、カーテンをつけた写真です。日中の仕事のときは、カーテンは端に束ねられているので、柄はあまり気になりません。仕事が終わったらカーテンを閉めると気分も変わっていいなと思いました。
リビングのカーテンを入れ替えしてみた
こちらは、リビングのカーテンです。写真では分かりづらいのですが、光沢のある生地で茶色とオレンジの糸が混じったカーテンです。ここも柄に変えてみました。
ベージュの地に植物の柄のカーテンです。どうやら私は、グリーンが好きなようです。家には男の子2人も居るので、息子たちが嫌がらない程度の色と柄を選びました。特に春夏は、爽やかな印象で良かったです。
茶色の生地は、光沢があるので夜スポットライトの光が当たるときれいなのですが、この植物の柄は、明るい色の地に柄が描かれているので、茶色の時より部屋に奥行き感を感じ、部屋が広くなったような気がしました。
お部屋の模様替えをしたいなと思ったとき、カーテンを変えるだけでもずいぶんと印象が変わりますよ。