子ども部屋を考えるときに、本棚の場所を確保する  インテリアコーディネートのコツ

こんにちは、中西です。

この1週間ほど、子ども部屋の相談を2件受けました。2件とも、4月から新学年になるにあたり、子ども部屋を整えることを考えられていましした。

子どもが幼児、小学生、中学生、高校生と成長するにつれ、持ち物や必要なものが変わってきます。特に学習に関わる本の量が増えてきます。

塾に行き始めると、問題集やテスト、宿題などの紙が増えますし、中学高校となると学校の教科書や資料がかなり多くなってきます。また、現在進行形の教科書だけでなく、過去の教科書類を保管することを考えると、本棚の量の確保が必須です。

これからペーパレス化が進むかもしれませんが、いきなり紙の教科書が無くなることもないですし、ノートがしばらく無くなることはないと思います。

私自身電子書籍も購入していますが、子どもや家族で共有して見たいものは、紙の本を購入しています。また、夜読みたい本は、電子書籍だと目が疲れるので、これも紙の本が欲しくなります。そう考えると、しばらくは紙の本も増えそうです。

もしこれから、子ども部屋をつくるのであれば、将来的な本の量をイメージして、本の場所を確保しながらレイアウトを考えると良さそうです。今から10年後には、もしかするともっと紙が減っているかもしれませんが、もしかすると増えるときのために、余白を取っておきましょう。

ちなみに、どのぐらいの本を確保するといいかですが、
中学生の学校の教科書やノート、資料集を3年間分確保すると、横幅80㎝ほど必要です。
なので、勉強机の上に本棚があれば、そこにそれらを収納できます。
それに、高校受験の資料やら、塾のテキストを含めると幅40㎝~80㎝、辞書などで40㎝、それらに加えて個人の好きな本、漫画、趣味のものとなると、巾80cmの背の高い本棚が1人につき1つ置けると、良さそうな気がします。
我が家の息子2人の部屋の本棚を測ると、長さ8mありました。そう考えると1人あたり長さ4mぐらいですね。皆さんの家の子ども部屋の本棚の長さは、どのぐらいでしょうか?

それでは、良い週末をお過ごしください。