マネージメントできるストレスの対処の仕方

こんにちは、中西です。
今日は、ストレスマネージメントについてお伝えします。

何か嫌なことがあった時にストレスを感じるのは仕方ないとしても、 それを自分で思い出してしまい、さらにストレスを感じるというのは、自分で何か対応できる部分もあります。それのヒントをピックアップしました。

今日の内容は、先週紹介した本のモチベーションの次に書かれているのは、ストレスについてを読んで書いています。

『BRAIN DRIVEN パフォーマンスが高まる脳の状態とは』青砥瑞人著 
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まず、自分がリラックスできる要因、ストレスを感じる要因は、一人一人違うということです。なので、自分自身がどういうことに対して、ストレスを感じるのか、また、どういう環境であれば、落ち着きリラックスできるのかということを観察して、自分なりの処方箋を作っていくということが大事です。

メタ認知  別のことに意識をそらせる 思考をずらす

注意を向けたくない物に対して、無意識に囚われている状態を変えることに役立ちます。例えば、悩んでいる自分を空から眺めて自分を見ているような感覚で、自分を見つめている。世界全体の様子を想像して、 今日本にいる自分の悩みが、さほど大きくはないと感じる。などのように、自分をメタ認知するという方法です。ただしこれは悩みが大きくなった時には使えないようですが、 ストレスが大きくない時には使えるということでした。

昔、恩師から聞いた話があります。その恩師は、 家業を継いだのですが、 経営がうまくいかず悩んでいたそうです。 もうダメかと思った時に、 夜空を眺めた時、 星が見えたそうです。 宇宙から見ると自分の悩んでいることはちっぽけなことだなとふと思い、もう少し頑張ってみようと思ったことがあったと聞きました。

私も時々行き詰まったに、 この話がふと思い出さされ、まだできると思うことがあります。もし皆さんも、 何か悩んだことがあれば、こんなこと言っていたなとこの話を思い出してみてください。

ネガティブをポジティブに書き換える術を身につける

”我々の感情は、ネガティブをポジティブに書き換えられる。…ネガティブな出来事の記憶を引き出しているときにポジティブな感情の発露を促すことで、ネガティブな出来事の記憶にポジティブな感情記憶の配線が作られ始める”

嫌なことがあったけれど、自分にとって信頼できる人にただ話を聞いてもらったらスッキリしたというような状況です。

ネガティブなことを話しているのに、目の前の人がポジティブな気持ちにさせてくれるため、嫌な出来事が体勢て問題にならなくなる感覚です。感情の書き換えができていると、失敗しても、それに対していい経験だったと思える感覚をもてるそうです。悩んだら、信頼のおける人に話を聞いてもらいましょう。

意識的にできているところに目を向ける

脳は、できていないことろ、おかしいところに注意が向けられてしまう構造なので、意識的に達成した部分やできているところに目を向けてみる。
自分のできた部分に向けて考た上で、できていない部分も見ることで、自己肯定感をもち進めることができる。ついつい、できていない部分ばかり気になってしまいますが、あえて、できている部分に目を向けてみませんか。

1日の終わりに、今日できたことを3つ思い出すとか、3行日記を付けるのも良さそうです。
無理をしようということではなく、ストレスと上手く付き合う方法が見つけてもらえたらと思います。

最後に、この章で心に響いた1文をご紹介します。

”自分の歩む人生の限られた時間を、粗探しで埋めたいか、心地よい情報に囲まれていたいか。私たちは自分自身の注意を自分自身で意識し、 整えることで見える世界を変えることができるのだ。”

見える世界を心地よくしたいな、と思いました。
それでは、良い週末をお過ごしください。