インテリアコーディネーターの仕事は、ベースを整えること
こんにちは、中西です。最近の私は、6月にあるセミナーの準備をしています。
セミナーのスライドの中で色の話をしますが、私を含めインテリアコーディネーターの仕事の多くは、部屋を飾り付けるというより、ベースを整えることだなあと思いました。
色のベースを整えるには、7割程度の色を統一もしくは類似の色でまとめます。そのために素材を吟味することです。
インテリアのアイテムは、豊富で、 ついつい色々なものに目が留まります。個人の住宅なので、個人の自由で好きにしても良いのですが、 仕事として関わる場合は、お客様の要望をくみつつ、目標のイメージに向かうよう軌道修正することも多いです。
そして、ベースを整え、 残り3割で色の変化をつけるアレンジをします。そうすることで、残り3割は、お客様が住みながらアレンジしやすい状況をつくることができます。
ファッションも同じで、 ワンピースにアクセサリーと靴をコーディネートする事と、上下の服をコーディネートしながら、さらにアクセサリー靴を合わせるのとでは難易度が違います。
ワンピースはそれですでに色がまとまっており、アクセサリーと靴は選びやすいです。同じように部屋もある程度7割方まとまっていれば、残りの3割のアレンジは、考えやすいですよね。
3割のアレンジで提案するアイテムは、クッション、ラグ、カーテンや小物などです 。カーテン、クッション、ラグなどは、入れ替えがしやすく、気軽にチャレンジしやすいアイテムでもあります。
好きなものに囲まれることで、お部屋の居心地もアップします。もし何か模様替えしたいなと思ったら入れ替えしやすいアイテムで、試してみてはいかがでしょうか。
それでは良い週末をお過ごしください。