A邸 モニター調査実施状況
インテリア産業協会の助成金と、クラウドファンディングを立ち上げて、調査したインテリアと睡眠調査のA邸の様子をお伝えします。
ビフォー
モニターのご希望
ホテルのように落ち着いているモダンでナチュラルな空間をご希望。アクセントクロスもあまり派手ではないものがいい。ブルーやグリーンの色も使いたい。 カーテンや壁紙、凹凸なく幾何学模様か無地、派手でないもの
模様替えの提案
もともと遮光性のある暗めのカーテンをつけていらっしゃったことや、吹き抜けで日当たりの良い部屋なので遮光性があるカーテンをお勧めしました。また、床が明るい茶色のため落ち着いた印象になるよう彩度対比がおこらないような配色に注意しました。落ち着いた空間というご希望でしたので、ベージュ、ブラウン系を中心に素材感のあるものを提案しました。アクセントクロスも、派手なものを好まれないということでしたので、シックな柄を選びました。ベッドからテレビが見やすいよう、テレビボードの位置を変える提案しました。
模様替え後の様子
写真は最後の週にまとめてとったので、照明が設置されていますが、この週は、壁紙の施工、カーテン、ベッドまわりの設置などを行いました。
壁紙は、ベッドのヘッドボードがある1面だけですが、お部屋の雰囲気が華やかに変わりました。
壁紙はサンゲツさんが取り扱われている壁紙で、グレーベージュの色で落ち着きのあるもの。近くで見ると花模様に見えないけれど、遠くから見ると花柄と気づくような壁紙です。上品で落ち着きのある雰囲気を気に入っていただけました。
肌ざわりの良い素材のベッドカバーと、クッションカバーを使い、見た目だけでなく触感に伝わる心地よさを演出しました。広い空間でしたので、視覚的にホテルのようなもてなしを感じるように、素材の良さが伝わるベッドスローを加えました。
モニター感想
ホテルライクとお願いしていた通りで、自宅ではないみたい。何よりも壁紙の変化が大きいと思いました。自分達では絶対に現状維持のままだったので、とても嬉しいです。ベッドリネンは、しゃきっとして心地よい肌触りで寝心地がいいです。壁紙が一面変わっただけでとてもはなやかな印象になりました。以前の殺風景な部屋には戻れません。クッションも触り心地が良くとても気に入りました。
アート設置後の様子
作品:「TUNAGU」はやしまりこ
ヒアリングから、青色など色を加える作品を検討いました。リネンのキャンバスにブルーで描かれている画面に、テーマでもあるつなぐという円を描く線は水面の動きのようにも見えとてもリラックスできそうな作品です。寝る前や朝起きた時に目に入るようにベッドの正面に設置しました。
モニターの感想
ホテルライクとお願いしていた通りで、自宅ではないみたい。何よりも壁紙の変化が大きいと思いました。自分達では絶対に現状維持のままだったので、とても嬉しいです。ベッドリネンは、しゃきっとして心地よい肌触りで寝心地がいいです。
壁紙が一面変わっただけでとてもはなやかな印象になりました。以前の殺風景な部屋には戻れません。クッションも触り心地が良くとても気に入りました。
照明設置後の様子
照明はルイスポールセンのVL38 ホワイト。ナイトテーブルが無いため、スタンド型を選びました。フットスイッチでON/OFFできるので操作がしやすいと思い提案しました。
モニター感想
意外と明るく、寝る前につけると目が覚めて寝つきが悪くなりました。また、フットスイッチのため布団から出ないと消灯ができないので寝たまま消せるものが使いやすいと思いました。部屋の雰囲気は、おしゃれになり良かったです。
調査後のモニター感想
部屋がおしゃれになったことで以前に比べ寝る前に寝室で過ごす時間が増えたように感じます。睡眠の深さ自体の変化は個人的にはあまり実感できなかったのですが、寝る前、起きた時に感じる幸せ度は大幅にアップしました。特に、リネン、クッションと壁紙の効果は大きかったです。殺風景だった部屋をとても素敵にコーディネートして頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。寝室がとても大好きな空間となりました。ありがとうございました。
A邸については、照明の設置場所について調整が必要だったというのが反省点ですが、全体のコーディネートについてはご満足いただけました。
照明を導入前までは、ご主人様の睡眠の深い睡眠や睡眠スコアはアップしていました。また、主観的な熟睡度や爽快度については、ご夫婦ともビフォーに比べスコアが良くなっていました。
A邸インテリアコーディネート担当
中西 八枝佳
RA-CREA 代表
インテリアコーディネーター
一級建築士
アートライフスタイリスト
建築カラープランナー®
真栄城 麻美
インテリアコーディネーター
整理収納アドバイザー
住宅収納スペシャリスト
アートライフスタイリスト