地震に備える住まいの点検

こんにちは、中西です。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今回は「地震に備える住まいの点検」についてお話しします。地震は突然やってくるのので、安全が確保できているか点検してしてみませんか?地震対策で重要なのは、安全を確保することと、避難経路を確保することです。特に無防備になりがちな就寝中の安全確保は非常に大切です。家具の配置や固定など、普段から意識しておくことで、万が一の時に備えられます。

家具の固定と配置に注意

家具が転倒しないよう固定している方も多いと思いますが、背の高い家具(1m以上)は転倒防止対策が必要です。特に、避難経路となる通路部分の家具配置には注意が必要です。

例えば、ドア付近に家具があると、地震で倒れた際にドアが開かなくなるリスクがあります。ドア付近や通路には、できる限り家具を置かない、またはしっかり固定するようにしましょう。避難以外に、備蓄品を保管している場所の扉が開かなくなると、備蓄品が使えなくなることも考えられます。

子ども部屋の安全対策

子どもが部屋にいるときに家具が倒れてきて移動できずに避難ができないことがないように、子どもの部屋は、重くて動かせない家具を置くのは避けましょう。子どもでは移動が難しい家具は、別の部屋に移すか、しっかり固定するのがおすすめです。また、背の高い家具を置く際は、必ず転倒防止の対策を取ってください。

寝室での注意点

寝室は特に安全を確保したい場所です。ベッド周りに背の高い家具を置かないようにしましょう。もし配置が難しい場合は、家具の固定を徹底しましょう。そして、扉がないオープンの収納は、地震の際に飛び出してくる危険があるので、重いものや鋭利なものは高い位置に置かないようにしましょう。

見直しのポイント

地震対策として、次のポイントを確認してみてください。

  • 家具の位置や向きの点検
  • 家具の固定の有無
  • 避難通路の確認
  • 子ども部屋の家具の配置確認
  • 高い位置に落ちてきそうなものを置いていないか
  • ベッド周りに落ちてくるものや飛んでくるものがないか

最後に、昔取り付けた家具を固定している金具やツッパリ棒もゆるんでくることがあります。定期的に点検してみましょう。今年も、皆様にとって良い1年となりますように。