はじめるときに、解約のタイミングも、スケジュールに入れる
今日は解約のタイミングもスケジュールに入れるという話をしたいと思います。なぜこの話をするかというと、昔契約していたものがそのまま残っていたからです。先日ファイルの整理をしているときに、ふと目に入った紙がありました。それは、私が独立するときにブログやホームページ、SNSなど何を使っていくか検討していたリストでした。
いろいろ試した結果、現在のホームページに落ち着きましたが、それまでにいくつかの無料のブログ、例えば、グーのブログ、アメブロのほか、アイデアを集めるようなサイトのアカウントなど、複数のアカウントを作っていました。「もう解約済みだよね」と思いつつ、念のためIDとパスワードでログインしてみると… まだ残っていました。解約したと思いこんでいただけで、実際は放置していたようです。これではいけないと思い、すぐにアカウントを閉じました。
よくこんなにたくさんアカウントを作ったなとしみじみ。いろいろ試す中で今の状況が合っていると分かったので、仕方がないですね。何にせよ今回の件を通じて、始めるときはいいのですが、終わりもきっかり決めないといけないなと強く感じました。たまたまログインIDやパスワードを書いていたから良いものの、それをメモしていなかったらずっと放置していたのだと思うとぞっとします。
これを反省して、今後何か始めるときには、1ヶ月後、1年後、もしくは契約の継続するタイミングで自分にお知らせをするようにしたいと思います。例えば、Googleカレンダーに「〇〇の契約継続を検討する」といった予定を入れておきたいと思います。Googleカレンダーだと、かなり先の予定も入れておくことができるからです。もしくは、紙の手帳の後ろにメモを残しておくなどもよさそうです。
実は、Googleカレンダーに入れていた家族の予定を息子に削除されてしまったことがあります。自分の予定は、自分だけなのですが、うっかり消してしまうことも考えると2重に管理しておくと安心です。今回も予定にいれていた大事な情報が携帯に残っていたので、無事に進めることができました。安全に考えるなら2重に管理しておくと良さそうです。
現在、いろいろなサブスクを契約することが増えてきました。携帯のアカウントを通して契約しているものであれば、アカウントの情報を見れば、どのサブスクを契約しているか一目でわかります。仕事で使っているものであれば、帳簿を記帳するときに、引き落とし金額を入力するので、契約状況を把握する機会があります。しかし今回分かったもののように、無料で解約しているものなどは確認する機会がありません。そういったものも忘れずに管理できるように、何らかの確認のタイミングを作る必要があると感じました。
始めるのは簡単ですが、解約する作業は心理的に結構ハードルが高いです。私たちは自分の持っているものを手放すことにリスクを感じるようになっています。今はまだいいのですが、今後歳を重ねていく中で記憶が薄れてくるはずです。そうなると、はじめたかも思い出せない状況になってしまうかもしれません。そういう意味でも、何か始めるときには終わりを決める、もしくは途中計画を確認する予定を入れるのは必要ではないかと思います。
それでは、良い週末をお過ごしください。