計画は完璧じゃなくていい!臨機応変に楽しむ冬の斑尾・金沢旅

息子の受験勉強が終わり、旅行に行こうと考えました。次男がスノーボードをしたいと言ったので、斑尾スキー場と金沢の旅を企画しました。

私自身、スキーは中級コースぐらいは滑ることできますが、寒いのが好きではないことと、スキー靴やウエアを着たり脱いだりするのが面倒なことから、積極的には行こうとは言いません。

私のモチベーションを上げるには・・・と考えたら、スキーのあと金沢に行ってカニを食べて金沢21世紀美術館に行くことを思いつきました。

ツアーではなく自分で企画する旅行は、自由度が高く好きなのですが、反面、私がすべて計画しないといけないので不安に感じます。

たとえば、初めての場所だと乗り継ぎがうまくいかないこともありますし、予約がうまくできていないのではないかという不安を持ってしまいます。

今回は新幹線からスキー場へは、駅で切符を購入しないといけませんでしたし、そのバスが

どのくらい混んでいるかも不安でした。結局は、遅延などもあり、予定より一本遅いバスには乗ることができました。

日本は比較的時刻通りに計画が進むことが多いのですが、初めての場所だとうまくいかないこともありますよね。

旅行の醍醐味は、行ってみないと分からないことと遭遇すること。今回だと、スキーウエアを着替える場所がホテルの地下で、階段しかないので不便でしたし、スキー場まですぐだったのですが、リフト乗り場まで道を間違えてスキー場まで着くまでにへとへとにもなりました。

計画も変更を余儀なくされます。

次の日もスキーする予定だったのですが、最初の計画の電車に乗ろうとすると実際に滑ることができる時間は1時間ぐらいしか取れないことに気づきました。スキー場からホテルまで帰る時間、着替えやレンタル返却にかかる時間、さらにそこから移動してバス停に行くまでの時間が想定よりかかることがわかったのです。

仕方がないので、2日目の午後の金沢観光をあきらめて電車時間を変更しました。

次の日は次の日で、予定を変更しました。朝8時から兼六園でお散歩後、美術館と思ったら、9時に予約できるメインの入場券が午後しか取れなかったのです。14時前には電車に乗らないといけなかったので、あきらめることにしました。

たまたま前日、観光の計画を練っていた時に忍者寺というものを見つけていました。そこも予約が必要でしたが、当日枠もあるとのことだったので、恐る恐る電話したところ、予約ができました。急遽、そちらに向かうことにしました。

忍者寺のあと、間に合えば美術館も行きたいなと思っていましたが、チェックアウトとお昼の時間もあったので、こちらもあきらめることに。次回の旅行の楽しみにすることにしました。

代わりに、お昼は、30分以上並んで人気のお寿司屋さんに行きました。それはそれで、美味しくて満足。

こんな感じで、その時その時のベストを模索しながら、できるだけその時いいと思える行動を続けることや、うまくいかない場合も自分の妥協点を探すこと、捨てる神に拾う神ではないですが、捨てることを決めたら、新しいものとの出会いなどなど、いい事もそうでない事もありますが、計画通りにいかないのは人生と同じですね。

旅行の準備や企画は大変で不安が大きいのですが、終わった時のやり切った感は好きです。また、これに懲りずに計画したいと思います。

ちなみに、今回訪れた忍者寺こと妙立寺(みょうりゅうじ)は、忍者とは関係のないのですが、建物にいろいろなからくりや逃げ道、隠し部屋などがつくられています。この寺は、日蓮聖人の法孫・日像上人作の祖師像を安置する日蓮宗の寺院で、1643年、前田利常公の命により創建され、加賀藩の祈願所として歴代藩主が参詣しました。また一方では、万一の場合の出城として、その中心的役割を持たせたと言われています。

とても、建築としても面白いですし、いろいろな仕掛けにわくわくしました。家族も楽しめたようです。

今回の旅行のスケジュール

1日目
東京⇒飯山駅 9時43分着
バスで移動
スキー
夕食・お風呂

2日目
朝食
11時30分までスキー 
昼食
バスで移動
飯山駅⇒金沢駅 16時17分着
お風呂、夕食

3日目
朝食
兼六園
妙立寺
昼食
金沢13時58分発⇒東京