「お片づけをはじめる前に、まず考えること」整理収納お片づけのこつ
お片づけの後にどうなりたいか?
自分の使えるリソースは何か?
自分の空間リソースを振り返る
片づけの後にどうなりたいか?
片付けは、「手段」であって、「目的」ではありません。片付けをしようと思った、きっかけはいろいろあると思います。
ものが無くなった
探すのに時間がかかる
ものが見つからない
ちらかっていて気になる
ついつい片付けることに集中してしまします。しかし、お片づけの先に目をむけてみましょう。まず自分に質問をしてみてください。
「片づいていると、何がいいでしょうか?」
「すっきりするから?」
「すっきりすると、なぜいいのでしょうか?」
「なくし物をしないから」
「なくし物がないと、なぜいいのでしょうか?」
「・・・・・・」
「なぜ?」を繰り返し自分に問いかけると、
楽しく過ごすため
リラックスしたい
家族と楽しい時間をすごしたい
幸せになりたい
などいろいろ出てくると思います。
片づける「目的」がはっきりすると、自分にあった片づけの方法を見つけやすくなります。まずは、「どうして、片づけたいと思ったのか?」 自分に聞いてみましょう。
自分の「片づけのためのリソース」を確認する
何をするにも、「リソース(資源)」が必要です。あなたの片づけに使える資源は何でしょうか?通常使えるリソースとして
- 時間
- 人
- お金
- 空間
- スキル
などが考えられます。
時間があれば、時間をかけて片づけすることができます。だれか手伝ってくれる人がいれば、ものの移動も楽です。お金があれば、だれかに頼んだり、新しい収納をつくったりできます。空間が広ければ、収納場所に困らないです。お片づけのスキルがあれば、多少ものが多くても、すっきりさせることができます。
振り返って、どのリソースがありますか?どれなら使えそうでしょうか?
自分の「空間リソース」をふり返る
部屋の広さは、引越しするまで変わりません。部屋の広さという「空間のリソース」は、個人個人違います。今住んでいる部屋が「狭いな」と思ったとき、部屋を見回してみましょう。
収納がいっぱい、ものがいっぱいではないでしょうか?まず理想とする生活のスペースをイメージしましょう。残りのスペースが、理想とする収納する場所です。
モノを置いておける場所がどのぐらいでしたでしょうか?私もお客様のご希望にあわせて、たくさんの壁面収納をつくってきました。そこで感じたことは、収納はつくればつくるほど、ものを置けることです。そして、ある日その収納もいっぱいになってしまうことがあります。
「入る」から
「置ける」から
と言ってものを置いてしまうと、段々とモノが増えてきます。一度置いてしまったら、「本当にいるもの」と、「いらないもの」の区別がつきにくくなります。
まずは、「どんな風に部屋ですごしたいか?」そこから、ものを置くスペースを決め、増やさない。増えたら何かを捨てる。というルールは、モノの量を管理しやすいです。自分の「空間のリソース」を最大限に利用して、ものを収納するのではなく、自分の「空間のリソース」を最大限に利用して、気持ち良い部屋を手に入れましょう。
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