野原邦彦さんの個展に行ってきました
個展『BRAKE TIME』
先日のアートフェア東京2016で、出会った野原さんの彫刻。
コーヒータイムのくつろぎ感が、ユーモアたっぷりでに表現されていてとても気になっていました。野原さんの作品は形や表情もいいのですが、木の彫刻につけられた、色がやわらかくきれいです。今回個展があるということで、早速行きました。
上の写真の男の人は、コーヒーのゆげにつつまれています。とっても大きな彫刻で、私よりも背が高いです。一番のお気に入りは、カプチーノと名前のついた作品。はじめてアートフェアで見たときは、「なぜ?人が?」と目が離せなかったです。ふんわりした湯気の形は、愛らしいです。
実はこの作品、テーブル付きなのです。残念ながらこの作品は、すでに購入された方がいます。どんな風にこの作品は飾られるののでしょうか?
今回の新作は、四季のみまわし山。みまわし山というのは、野原さんの子どもの頃にあった丘の名前だそうです。春、夏、秋、冬、それぞれの季節の色の山の上に、それぞれ違う表情で浮かぶ人。写真では分かりにくいのですが、木が彫られた作品で、それぞれ違うテクスチャー、とっても味わいがあります。見ているととても楽しい気分になります。
6月11日までなのですが、近くに行くことがあれば見てみてください。ギャラリーは1階なので、気軽に入りやすいです。
野原邦彦さんの個展『BRAKE TIME』
2016年6月6日~11日
gallery UGにて開催中
(最寄り駅は馬喰町、マップはこちら)
下記の『子どもとアートのある暮らし』の本の中には、野原邦彦さんの作品も掲載させていただいています。
Kindleにて販売中『子どもとアートのある暮らし』を出しました。